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性欲が減退している女性はパートナーとの関係性が悪化する可能性がある?

2020年05月08日
薬を持っている女性

通常パートナーとは愛情や安心のためにセックスを行うものですが、性欲減退によりその気になれない女性も少なくないと言われています。恋人や夫婦といったパートナー関係にあっても、望まないセックスに応じる義務もなければ相手に無理強いさせて良い理屈もありません。しかし、女性(時に男性側)の性欲減退によりパートナー関係の悪化を招いたという事態がこの世界では起きています。

平成28年に行われた司法統計によると、セックスレスを原因に離婚申立を行った率は夫2407人(全体の6.1%)・妻3465人(全体の3.5%)でした。年間5500組以上という結果です。片方にのみ性欲減退が起きている中では、正常以上にある方の欲求は拒否され続ける可能性が高く、それにより全体的な否定の感情や思考が生じて離婚に繋がるケースが多いと言われています。

離婚申立だけならまだしも、離婚に際した慰謝料請求が行われることもあります。離婚時の慰謝料というのは、夫婦として成り立っていた関係を破綻させる行動をした側が相手に払うものです。性欲減退という観点よりも、相手を拒絶し続けたことが慰謝料請求の理由になります。ただし、1年未満のセックスレスでは慰謝料請求が認められないケースも多いようです。

恋人間の性欲低下でも、上記にある夫婦間のような関係性悪化が起こり得ます。事実婚関係にない限りは離婚という法的なものには触れませんが、カップル関係が終わることに繋がったケースはあります。事実婚未然の交際期間にある恋人間の場合、早期の段階で性欲減退があることが多いです。初めから乏しい状態を理解して側にいてくれる方もいますが、そう多くはありません。

初めは理解しているつもりでも、次第に難しい現状に至るカップルもいます。パートナーとの性的関係を求めるのは過剰でなければ正常なことなので、そういったことがない・少ないと性的な面で他に気が逸れる可能性も出てきます。

夫婦間にしても恋人間にしても、片方の性欲減退によってそのパートナーが不満を抱えている場合、原因を考えて改善を目指す必要があります。また、精神的な信頼関係的にも仲が良い場合には、自身の性欲減退によりパートナーに応えてあげられない自分に悩んでいる方も少なくありません。

性欲減退やセックスレスは性的な話として話しにくい内容であり、話したところで軽蔑的な態度をする方もいますが、パートナー関係においては関係性悪化に繋がり得る重大な問題です。恥ずかしがることではなく、あくまで人間活動としての問題ですので、互いが軽視・軽蔑・忌避せずに真剣に考えることが大切と言えます。